【800件超え整理収納コンサルタント】よむ整理収納

元汚部屋住人で現在は年間約200件の現場に訪問するフリーランスの整理収納アドバイザー(コンサルタント)です。日々現場でアップデートしている整理収納の情報を発信していきます。

800件超え整理収納アドバイザーのオススメ家具①【カウンター下】

 

ご訪問件数800件超えの元汚部屋住人。

整理収納アドバイザー・整理収納コンサルタントの関澤千恵です。

by pinterest

↓整理収納アドバイザーって?まずはこちらをどうぞ↓

miruhime.hatenablog.com

家具はなるべく増やさない!の例外とは?

最初に申しあげますと・・・

置き家具を増やす=床面積が減ることになるため、基本的に置き家具は最後の手段と考え、安易に増やさないことを推奨しています。

(このあたりはまた別の機会にお話ししたいと思います)

 

とはいえ、例外的に家具を置いてもほぼスペース的な影響がない場所がお家の中にはいくつか存在します。

今回の記事では、その例外的なスペースについて、具体的にどんな家具(収納家具)を購入するのが良いかお伝えしていきたいと思います。

収納家具を買ったほうが良いスペースとは?

その代表格がカウンター下スペースです。

家事シェアの観点からも近年の流行である、カウンター型のオープンキッチンの下にできるデッドスペースであり、何を隠そう我が家もこのデッドスペースをどうすべきか悩んでいました。

カウンター下スペースの2つの活用法

このスペースについては2つの考え方があります。

①ダイニングテーブルとして活用する

1つはカウンター下に椅子を入れ込み、バーカウンターのように食事をとれるダイニングテーブルとして利用する方法。

メリットはダイニングテーブルを用意しなくて済むので、リビングの空間を広く使えること。

デメリットはどうしても椅子の高さがカウンター基準になるので高くなることです。

その為小さなお子様のいる家庭には不向きといえるでしょう。

②収納家具を入れ込んで活用する

もう一つはこのスペースにピッタリと収納家具を入れ込んで、収納スペースとして活用する方法です。

メリットは家族全員の雑多なものが集まりがちなリビングに大きな収納スペースが出来上がるということ。

デメリットは大型家具を入れ込むため、気分によって①のカウンターをダイニングテーブルとして使うといった柔軟な使い方ができなくなることです。

今回は②の方法について書いていきたいと思います。

カウンター下スペースに収納家具を導入するメリットがあるのはどんな人?

①収納用の置き家具をなるべく置きたくない

何も入れなくてもデッドスペースになる場所なので、リビングスペースを圧迫することなく収納場所を確保することができます。

②リビングに収納がなく居場所の決まらないモノがある

デッドスペースを活用して収納しきれない雑多なモノをしっかりと収め、モノの居場所を作ることができます。

家族共有のモノが集まるリビングで収納の仕組みが完成すると、家全体の動線がスムーズになります。

カウンター下にオススメの家具はズバリこれ!

我が家はまさに上記の全てが当てはまったため、カウンター下に収納家具を入れ込むことにしました。

既製品でお手頃なものがあれば良いのですが、なかなかそう上手くはいきません。

かといって我が家のカウンター下にピッタリなものを、と思うとオーダーになってしまい値段も高額に・・・。


そんな中、価格とサイズの両方を解決する逸品を見つけてしまいました!!

それがdinosのカウンター下収納!

www.dinos.co.jp

正直なところ、1番人目につくリビングに置く収納家具を現物を見ずに購入するのは不安でしたが、届いてみると我が家の作り付け収納扉の色とピッタリで、遊びに来た友人にdinosで購入したことをお話しすると「作り付けかと思った」とびっくりされます。

そしてなんと、購入から10年近くたった今も大きな傷みもなく大満足です。

 

カウンター下収納をスッキリと活用するポイントは?

ここで1つ落とし穴。

何となくで収納してしまうと、カウンター下収納内がすぐにゴチャゴチャになってしまいます。

スッキリ使いやすく活用してこそのカウンター下収納。

その為にはいくつかのポイントがあります。

スッキリ収納のための3つのポイント

ポイント①中に収めたいものを決める

ざっくりとでいいのでカウンター下に収めたいものを決めて下さい。

「ここには皆さん何を入れてますか?」というご質問をいただくこともありますが、正解はご家庭により千差万別。

大切なのは普段ご自身やご家族が「ここにあれば便利なのに」と思っているものを思い出していただくことです。

ポイント②空間を区切る

大きなバッグは物が沢山入る代わりに中でモノが行方不明になりがち。
そんな時にオススメなのがバッグインバッグです。


カバンの中の大きなスペースの中に更に小さなバッグを入れ、アイテムごとにまとめて入れることでぐっとスッキリ、使いやすくなり、探しものも減ります。カウンター下もこの感覚と同じです。


仕切られていない空間にモノを入れるというのは、カバンの中に小銭も化粧品も書類も全てそのまま突っ込むようなものなので、中は一瞬でごちゃごちゃに…。

 

カウンター下収納のサイズと、①で決めた物の量に合わせたボックスを購入し、その中に入れて収めましょう。

ポイント③区切った空間にラベリングする

「見れば分かるから」「面倒だから」ということで②までで終えてしまう方がいるのですが、これがリバウンドの1番の原因です。

 

面倒でも必ずラベリングして下さい。

未就学のお子様でさえ「えほん」と書かれた箱に絵本以外を入れるのはためらいます。

ラベリングには「場所が分かるようにする」役割と同時に「他のものを置かせない」という強制力があり、これがリバウンドの大きな抑止力になります。

 

そしてさらに、ラベリングすることにより家族全員とものの場所が共有できるようになります。
「ママあれどこー」がなくなり、家族全員がお片付け隊の戦力にとってもラクチン~という特典付きです!

まとめ

安易に家具を増やすことはオススメできませんが、家の中には例外的に収納家具を導入することで整理収納がスムーズに進む場所がいくつかあります。

しっかりポイントをおさえて、家族全員ストレスフリーな快適に暮らしにしていきたいですね。

 

その他の記事はこちら♪